レーニン研究部屋
青年の任務を一言であらわすならば、それは学ぶということである
資料部屋
ここでは、S・Sが作成した資料をのせています。ぜひ活用してください。
私なりの解説を資料でしている場合がありますが、レーニンの著作そのものを読むことを大事にしてください。私の資料を読んで、分かった気になるのは注意してください。
![](https://static.wixstatic.com/media/6ce83d_dcb767e1bd794b62bf8c00e4d4bfd001.jpg/v1/fill/w_218,h_156,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/6ce83d_dcb767e1bd794b62bf8c00e4d4bfd001.jpg)
◆ レーニン年表 補足資料 コチラ⇒
レーニン年表の一番右に「補足、その他」という欄があります。レーニンが活動していた当時の様子や、どんな論争が起きていたのか、解明された理論的発展はどこにあったのかなどを、資料にまとめました。もちろん、レーニンの活動すべてを網羅できているわけではありません。全集を学ぶ時の助けに、少しでもなったらよいと思い作成しました。
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◆ レーニン年表 コチラ⇒
レーニン年表はホームページにも載せていますが、エクセルのデータでほしい方は、ここからどうぞ。
データも1916年までのものしかありません。1917年以降は現在編集中です。
続きは一年以内くらいにはアップしたいと考えています。
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◆ 『帝国主義論』メモ
帝国主義論を学んだメモをまとめて、資料をつくる予定です。
ほとんど補足資料にあるのと同じ内容になると思いますが…。
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◆ 1917年の大激動 コチラ⇒
1917年にロシアで2月革命と10月革命がおこった。この時期のレーニンの著作を読み進めると、数ヵ月・数日単位で立場がかわることが次々とおこるため、なかなか読みにくい。そこで、レーニンが帰国した4月以降の事件をまとめました。
![](https://static.wixstatic.com/media/6ce83d_66ca2e1e2a5445f1b5caacc822f64708.jpg/v1/fill/w_35,h_38,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/6ce83d_66ca2e1e2a5445f1b5caacc822f64708.jpg)
◆ 準備中
資料をあらたに作成したら、随時アップします。
「レーニン年表」および「補足資料」について
私は2013年の夏ごろに、レーニン全集を手に入れた。購入したのだから、読まなくては宝の持ち腐れである。しかし、いざ挑戦しようにも、ある問題が存在していた。別冊も含めて私が手に入れたものは43冊…。私にとってしっかりと理解しながら読み切るには量が多すぎる。それだけでなく、レーニンの生涯は論争の歴史であり、情勢の大激動の中で、理論を発展させたこともあれば、逆に重大な間違いをしたこともあった。つまり、レーニンが書いている諸論文、手紙、演説などは、誰に対して、なんのために、どんな情勢のもとで書かれたのかつかめていなければ、正確な理解などできるはずがない。そこで私は、自分が全集を読むときの理解を助けるために、レーニンの生涯を年表にしながら、気になった諸問題をノートにメモしていくことにした。
はじめは簡単な年譜程度のものをつくろうと思っていたのだが、作業をすすめる中で、妥協できなくなってしまい、無駄に時間ばかりかけてしまった。私と一緒に活動をしている仲間の何人かが、「つくったらシェアしてくれ」と嬉しいことを言ってくれたので、まとめた上で世に出すことにした。すでに1年近く作業をしているが、終わりがいつになるか予想もつかないので、とりあえず、1916年までの分を、レーニンを学ぼうと思っている方々に共有しようと思って出すことにした。
1917年以降の分は、メモにはしてあるものの、とても他の人が見られるような形になっていない。なぜなら、ロシアの2月革命以降のレーニンの活動は、理論的にも政治的にも、大激動となっているからである。2月革命でツァーリによる支配体制を倒したあと、二重権力という奇妙な状態へなったことへの対応、反革命派による内乱、大国からの干渉戦争、国内で深刻にひろがった飢饉を打開するための取り組み等々の重大な問題が次々とおこる。レーニンは、その一つひとつの問題に対して、これまでの立場と違った対応をしたり、理論的にも飛躍した命題を提起したり、率直に言えば科学的社会主義とは相いれないような政策を実施したこともあった。それらは当然のことながら、当時の世界とロシアの状態の影響を強くうけている。この時期のレーニンの文章は、数日単位で立場が変わる時期すら存在しているため、全集を読みやすくするための年表をつくるとなると、これまで以上に大変な作業が必要であった。
この年表と補足資料は、全集と『レーニンと「資本論」』1巻~7巻(不破哲三著)に書いてあることを参考につくっている。今後、1917年以降の分を出すことはもちろんだが、これまでの分も、これからさらに充実させていくつもりである。レーニンの事業との関係で、私が現時点ですべてを把握できていないのは間違いない。こういった状態ではあるが、レーニンを学ぼうと思った方のお役にたてたら嬉しく思う。
2015.5.19 S・S